テテさんの日本に残しておきたいとっておきのメキシコ料理その1

ビバメヒコ。6月にメキシコに戻るテテさんの家を訪れるとメキシコ一色に染められていました。
左上の写真は、メキシコの「唐辛子の生け花」。
日本に生け花、タイにフルーツカービングがあるようにメキシコでは「唐辛子の生け花」があるそうです。
ちょっとアップしてみましょう。下の写真2つがそれです。

メキシコのマリアッチたちが、かぶるおなじみの帽子「ソンブレロ」この下にもたくさんのメキシコが飾られていました。

お子さんと一緒に準備をされたのでしょうか。イーゼルのトイにもメキシコの地図が描かれています。

部屋の隅にもメキシコの陶芸品が。
とにかく部屋という部屋のあらゆるところに、
メキシコの国旗や陶芸品、飾り物などが置かれていて
「小さなメキシコへようこそ」という歓迎ムードであふれていました。

さぁクッキングの開始です。ゆっくりと何度も見せながら、
丁寧にお料理を教えてくれます。

今日のテーブルです。テーマはもちろんメキシコ。
ドリンク、テーブルウェア、椅子でメキシコのカラー「赤 緑 白」
が作られていました。
その上にはメキシコの綺麗な伝統織物のテーブルクロスが飾られています。

テテさんのクラスの毎回のお楽しみはお手製のドリンク。
今月は「Agua de pepino」
その名も「きゅうり水」です
2リットルの水に、きゅうり3本分を入れブレンダーにかけます。
砂糖とレモン汁を加えます。砂糖の代わりに蜂蜜でも良いそうです。
グラスの底にきゅうりがたまるので、スプーンでかき混ぜながら
飲みます。味はきゅうりそのもの。
夏はスイカで作ると美味しいそうです。

そして「ソパデアズテッカ」
とっても感動したお料理のひとつです。
簡単で美味しいの!
メキシコ料理のハードルがぐっとさがった感じがしました。
フライパンにコーン油大さじ2をいれて、
ハサミでチョキチョキと種を取って1cmの幅に切ったチレ・パシージャを炒めます。
(チレ・パシージャは乾燥したもので水でもどさずそのまま炒めます)
チレ・パシージャを取り出した後、香りのついた油で
中サイズの玉ねぎ1/2個とニンニクのみじん切りを炒め程よく火が通ったら、
新鮮なトマト400gと缶詰トマト1と1/2缶を加えてさらに炒めます。
これをミキサーにいれて撹拌させます。
さらに鍋に戻して、水1リットルと、エパゾテ小さじ2、
チキンブイヨン2個、塩を加えて煮ます。
細かく砕いたトルティーヤチップスも加えます。
チチャロン(豚の皮のチップス)は揚げておきます。
できあがったスープにスライスしたアボカドを浮かべ
別のお皿に、チチャロン、
クリーム(生クリームとサワークリームのハーフ)
揚げておいたチレ・パシージャ
トルティーヤチップス
を用意します。

スープの上に別皿で用意したトッピングを盛ります。
ちょうどこんな感じ。チチャロン、チップス、チレ・パシージャ、クリーム

このトッピングをスプーンの裏でゆっくりとつぶしていきます。
「チレパッシーヤは香りがスープによく出るので
かならずスプーンでよくつぶしてから飲んでくださいね」
とテテさん。
このスープ劇ウマです!!
