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<ニキズキッチン>は東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉に住む外国人の家で習う料理教室です。温かい心のこもった世界各国のホスピタリティをご体験ください。
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具志堅良子さんの沖縄の食文化のお話 ~ 沖縄のお菓子

かき氷や 沖縄カヌレといった お菓子が注目されることの多い

沖縄ですが、素晴らしい沖縄の伝統菓子も数多くあります。



沖縄の那覇にある 「謝花きっぱん」というお店で売られている

「冬瓜漬」。

このお菓子は、今から300年前に中国から琉球王朝に伝えられました。

たいへん手間暇かかるお料理のため 沖縄でも  「謝花きっぱん」

でしか手に入りません。

絶妙な甘さとサクサクとした食感のお菓子は、口に入れると

すーと溶けるよう。王様が愛していたこのお菓子が一般の人の

口に入るようになったのは明治時代以降と言われています

@写真 謝花きっぱん
GUSHIKEN201904069.jpg


橘餅「きっぱん」は別名「ちっぱん」とも呼ばれ

やんばるで採れる柑橘の果物を皮と一緒にじっくり煮詰めて、

砂糖の粉をまぶしたお菓子です。

@写真 謝花きっぱん
gushiken201801202001.jpg 

銘菓継承 謝花きっぱん店
住所:沖縄県那覇市松尾1丁目5-14(松尾消防署通り)
TEL & FAX:098-867-3687
営業時間 :9:30~18:00
定休日 :日曜日(祝祭日は通常通り営業)





また沖縄の「首里赤平町の本家新垣菓子店」で手に入る

「はなぼーる」「くんぺん」「ちんすこう」


必ず予約が必要というわけではないのですが、手作りなので量産が出来ず、

商品が少ないので買いたいときに買えないため、できれば


お電話で聞いた方が良いようです。


花ぼうるは本家新垣菓子店のみで販売されています。


私はよそで見たことがありません。

沖縄県那覇市首里赤平町1-3

ゆいレール儀保駅から徒歩3分

儀保駅から218m

098-884-3413

土曜定休

10:00~19:00(月~金) 

10:00~17:00(日)

日曜営業


@写真 本家新垣菓子店

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下の写真はお正月に食べる「ナントゥー(年頭)」というお菓子です。

赤味噌や七味、黒砂糖の入った餅菓子で、しらこと成分表にあるものは添加物です。

その昔、那覇の花街の料亭でもてなされていたもので、

お正月になると、料亭がお得意さんに届けに行っていました。

ヒハツというスパイスが入っているものが多く、これも癖になる美味しさなのです

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沖縄料理教室 具志堅  (東京でお料理教室を開催しています)


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具志堅良子さんの沖縄の食文化のお話  沖縄の島野菜 第二章 シマナー

沖縄には28種類の島野菜と呼ばれる伝統野菜があります。

 
春から秋にかけては葉の裏が鮮やかな紫色のハンダマー(写真)、夏場はゴーヤやシブイ(冬瓜) 冬は島ニンジンやシマナー と旬により収穫される野菜が異なります。

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ところで沖縄の食文化とベトナムの食文化が非常によく似ているのを気が付いた方はおられますでしょうか。 ベトナム料理教室の森泉先生が 「島ニンジンはベトナムにもあるのよ。琉球とベトナムは昔から密接に交流をしていて、だからいろいろなものが似ているの」とおっしゃっていました。

shimaninjin.jpg 
 
中世、琉球貿易はこれから鎖国に向かう江戸幕府とは逆に、ベトナムやタイ、中国や朝鮮といったアジア諸外国と密接につながり、貿易を展開していきました。
 
江戸時代、琉球は薩摩藩を介してベトナムからは生薬や胡椒を。中国から薬種や生糸、砂糖を江戸幕府へ輸出し、本土からは昆布や銀を中国や東南アジアに橋渡しをしていたのです。
だから昆布が取れない沖縄では今でも昆布の消費量が日本一なのです。


 
第二章  シマナー
 
シマナーを塩漬けしたものをチキナーと呼ぶこの青野菜は、本土のカラシナ(芥子菜)と同じです実は中国のザーサイもこのシマナーも同じ一種で、また九州地方の高菜もこのシマナーの一種です。

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「シマナー」は中世の時代に沖縄に中国から伝来されました。

沖縄では塩漬けにして島豆腐と一緒にチャンプルーを良く作ります。買うときに濃い緑色をしていて葉がぴんとしたものが鮮度が良い物です。
葉がすぐにしおれてきてしまうので、買ったら新聞紙に包んで冷蔵庫へ保管し、すぐに塩漬けにして使います。
 
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シマナーは肺の呼吸機能を改善し、食欲不良を改善する役目があるため、冬の沖縄では体力作り、風邪薬の役割をになっていました。
 
 
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かつて沖縄が長寿世界一となったのは、おばあたちが作る家庭料理のおかげでした。
島野菜をもっと知ってみませんか?
 
沖縄料理教室 具志堅  (東京でお料理教室を開催しています)
 
https://www.nikikitchen.com/reservation/teacher?teacher_id=211
 
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具志堅良子さんの沖縄の食文化のお話  沖縄の島野菜 第一章 島ニンジン (チデークニ) 

沖縄には「ぬちすぐい」という言葉があります。この、「ぬちぐすい」とは命(ぬち)の薬(すぐい)という意味です。

元気がたくさんでるお料理や、伝統野菜をつかって体を大切にする美味しいお料理を総称してあらわしますが、中でも「島野菜」はとても重要です。

「島野菜」とは沖縄で収穫される伝統野菜で全部で28種類あります。有名なところでは「島ラッキョウ」や「ゴーヤ」。

「紅芋」も島野菜の一つです。かつて沖縄が長寿世界一となったのは、おばあたちが作る家庭料理のおかげでした。そんな伝統料理をひとつずつおつたえできればとおもいます。

第一章  「島ニンジン」

沖縄の中部 中城村で 約50件の農家の方たちが 琉球の薬膳野菜「島ニンジン」を育てています。

沖縄で「チデークニ」と呼ばれている島ニンジンは、細長く薄い黄色をしていて、ニンジンとごぼうの中間のような形をしています。

「チ」は黄色 で 「デークニ」は大根 という意味です。

生のまま、かじると独特のさわやかさがあり野趣も強く、野生のニンジンと似たような味をしています。
この「島ニンジン」は、17世紀にシルクロードを経て中国から伝えられ、沖縄では古くから「薬膳」として使われてきました。




大きい物だと長さが50センチ近くにもなります。

この島ニンジン。炒めるとグンとまるで砂糖をいれたように甘みが増して、

生の時に食べ味と180度違う違う側面を見せてくれます。

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また火を入れることで色も美しい黄色に変わり、テーブルに綺麗な彩をそえてくれます。ニラとの相性が良く、さらにニンジンの甘さを強調してくれます。

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さてなぜ中城村で、この「島ニンジン」を栽培しているのでしょう。島ニンジンは、赤ニンジンと比べて日持ちがしにくいうえ、県外ではほとんど見かけることができません。

それは中城村の土がもっとも栽培に適していることもあるそうですが、この村の人々が、戦前、体力増進のための薬の代わりにとこの島ニンジンをとても大切に育ててきたことが今につながっているのです。


島ニンジン。体にもよく 見た目も色鮮やかで楽しくお召し上がりいただけます。


沖縄料理教室 具志堅






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