連載第八回:世界のお菓子【インドネシア~プディン・マンガ・クラパ(Puding Mangga Kelapa)】 | ニキズキッチン英語料理教室

連載第八回:世界のお菓子
【インドネシア~プディン・マンガ・クラパ(Puding Mangga Kelapa)】


「プディン・マンガ・クラパ」はインドネシアの郷土菓子です。

プディンが固める。 マンガがマンゴ。 クラパが椰子 をあらわします。

マンゴーとココナッツクリームを寒天でかためた、ぷるぷるのジャジャナン(お菓子)です。

ジャカルタの町を歩いていると椰子のクリームをふんだんにつかった

ジャジャナン(お菓子)売りのおばちゃんに出会うことがあります。

またインドネシアでは民家の軒先でもお菓子が売ってたりします。


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ちなみに、インドネシア語で寒天のことをアガールアガールと言います。

また、文字では「agar2」と表記されることが多く、2は繰り返すことを意味しています。 

寒天の原料となる海藻は種類は日本では天草が主流ですが、

インドネシアの主流はオゴ草といって種類が異なります。(日本でもオゴ草は使います)

オゴ草のほうは養殖がしやすく、10キロの海藻片が1か月で300キロにまで成長します。



海岸で収穫されたオゴ草を使ってゼリー液を作り、型に流した後、

天日で乾燥をさせることで数か月持つ保存食のジャジャナン(お菓子)ができあがります。


インドネシアのスラウェシ島ではこの寒天のジャジャナン(お菓子)の開発で

島おこしが成功し、今では空港で売られる土産菓子になりました。



プディン・マンガ・クラパ 制作:イデリア(ニキズキッチン・インドネシア料理教室講師)



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連載第七回:世界のお菓子【香港~楊枝甘露】 | ニキズキッチン英語料理教室

連載第七回:世界のお菓子【香港~楊枝甘露】

香港の甜品(ティエンピン)屋さんでとても人気のあるマンゴーのデザート

「楊枝甘露(ヨムジーガムロウ)」。

お店の軒先に良く熟れたマンゴーが並ぶ季節になると、かならず作りたくなります。

香港ではフィリピン産と台湾産のものがほとんどですが、

そのほかにもメキシコやオーストラリアのマンゴーも売られています。


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コナッツミルクとマンゴー風味のスープ「楊枝甘露」は

食べ進めると、中にはマンゴ、柑橘系のポメロに、タピオカと

具材がたっぷり詰まっています。



マンゴとココナッツの王道の組み合わせに、爽やかでホロ苦みのあるポメロ、

もちもち感のあるタピオカが加わると、とっておきの甜品に変わります。



各具材の比率により、ミルク色の濃いデザートになったり、

マンゴ色の濃いタイプになったり。




香港で有名な甜品屋さんの許留山(ホイラウサン)や

満記甜品(ムン・ゲイ・ティンパン)でもお店により見た目も味付けも異なります。



暑い季節、汗をかきながら食べるととてもありがたいです。



楊枝甘露 制作:ジャニタ(ニキズキッチン・香港料理教室講師)


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連載第六回:世界のお菓子【秘境ウズベキスタン~お菓子チャクチャク】| ニキズキッチン英語料理教室

連載第六回:世界のお菓子【秘境ウズベキスタン~お菓子チャクチャク】



ウズベキスタンは中国の西安よりさらに西。

シルクロードのど真ん中にある都市で、日本から直行便が飛んでいます。

日本からウズベキスタンへの年間渡航者は5000名。

旧ソ連だった時代もあり、ソ連の面影とシルクロードの遺産が交差する悠久の都です。

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チャクチャクはロシアや中央アジアで古くから食べられている伝統的なお菓子です。

発酵する前のパン生地を小さく丸め、油で揚げたあとにハチミツやシロップを染み込ませます。

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少しさめたところでナッツを散らし、ギュッと押し固めて冷蔵庫に入れて冷やして作ります。

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ウズベキスタンでは結婚式などのお祝いの席には欠かせないもので、

ウズベキスタン人なら誰もが一度は食べたことがあるお菓子です。

お祝いの時は華やかに飾りつけをします

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一瞬日本の海苔のように見える飾りつけはドライフルーツをペーストにして

乾かしたものを張り付けてあります。 

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私のチャクチャクは、ポンカンなどの柑橘フルーツの果汁をシロップに加えて

華やかな香りと清々しい酸味を添えます。 

オアシスの民のお菓子どうぞめしあがってみてください

連載第五回:世界のお菓子【香港~月餅】 | ニキズキッチン英語料理教室

 
連載第五回:世界のお菓子【香港~月餅】 | ニキズキッチン英語料理教室

「緑豆氷皮月餅」は、程よい甘さに、さらりとした口溶け。

大福のようなやわらかい生地の中に、香港伝統の緑豆餡をいれた

冷やして食べるニューフェイスの月餅です。



「月餅」というとラードで作ったずっしりと重たい「茶色の生地」のものが

良く売られていますが、ここ数年前にこの大福のような生地の「氷皮月餅」が登場してからは、

もっぱらこっちが人気を博しています。



何が違うかというと従来の月餅はラードが使われているので一口食べるとお腹がいっぱい。

中国茶を飲みながら月を眺め、ゆるりゆるりと時間をかけて食べるものでした。

しかし時間の流れが早くなった現代は、さらりと食べやすく甘さ控えめ、

大福のような生地で冷やして食べる「氷皮月餅」が時代にマッチするようです。



さて月餅にはたくさんお種類があり、地方色豊かな月餅が生まれています。

東南アジアに行けばココナッツの月餅。日本は抹茶や栗。

なんとニューヨークのゴディバでは、この時期にチョコレート月餅が販売されます。



とはいえ同じ「月餅」。

新旧、地方と種類が豊かな月餅ですが、共通点=流儀があります。

①独特の模様を型で抜き取ること

②皮は極薄く中身の餡とぴったりと寄り添っていること

③ナイフで薄く切っても型くずれせず、その切り口が美しいもの。



是非習われたみなさん、これを目指してみてください。



氷皮月餅 制作:ジャニタ(ニキズキッチン・香港料理教室講師)

http://www.nikikitchen.com/reservation/teacher.php?teacher_id=158


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連載第四回:世界のお菓子【タイの絶品かき氷ナムケンサイ】 | ニキズキッチン英語料理教室

連載第四回:世界のお菓子
【タイの絶品かき氷ナムケンサイ】


今年もたくさん「かき氷」の名店を食べ歩いていますが 

ミキさんの「ナムケンサイ」は中でも特別でした。




「ナムケン」は「氷」、「サイ」は「削る」という意味で、そのまま「かき氷」を指します。

美味しいのはもちろん、色とりどりで見た目にも楽しめ、暑い時期のおやつとして人気です。
 




タイのかき氷の特徴はトッピングがたくさん。

日本の「白くま」みたいに具沢山です。

ミキさんがクラス用に選んでくれたトッピングは



1)生のとうもろこしを、生っぽさを残したまま茹でたもの

2)バジルシード

3)ナタデココ

4)デイツ

5)パイナップルは缶詰の物

6)かぼちゃを白砂糖とパームシュガーで、煮崩れないように皮ごと煮たもの



肝心の氷ですが、具の上からチョっとだけかけます。

日本のように氷は山盛りにはしません。氷の上から、自家製シロップ。

手作りのシロップもとっても特別。

黒砂糖から作ったシロップにジャスミン香りのエッセンスが入っています。



かき氷の具に、パイナップルやナタデココ、バジルシード位はなんとなく想像がつきますが、
 
トウモロコシ!デイツ!甘く煮た皮つきかぼちゃ!


これには驚きました。だってかき氷にあうんだもの。

日本のかき氷は「氷」を食べるもですが、 

タイの氷はトッピング。具を食べるための前座みたいなものでした。



ナムケンサイ 制作:ミキ(ニキズキッチン・タイ料理教室講師)




プロフィール

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Author:nikikitchen
<ニキズキッチン>は東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉に住む外国人の家で習う料理教室です。温かい心のこもった世界各国のホスピタリティをご体験ください。
ライター:ニキ

http://www.nikikitchen.com/


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