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<ニキズキッチン>は東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉に住む外国人の家で習う料理教室です。温かい心のこもった世界各国のホスピタリティをご体験ください。
ライター:ニキ

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連載第十一回:世界のお菓子【タイ~カノム・フォイ・トン】 

このタイのデザート「カノム・フォイ・トン」は甘く味付けした卵の黄身で作ります。

たくさんの卵黄を使うので、とても贅沢なデザートです。

MIKI201710151.jpg 

卵液を小さな穴の開いた専用の器具を使って、沸騰したお湯の中に糸のように

細く線を描くように落としていきます。

正直言って、簡単ではありません。

上手に作るには何度も繰り返し練習する必要がありますが、その黄金に輝く美しさと、

思わず笑顔になってしまう濃厚な美味しさは、手間をかけて作るだけの価値があります。 

実はこのお菓子、ポルトガル語ではフィオス・デ・オヴォス(fios de ovos/卵の糸)と呼ばれる

西洋菓子が日本の長崎に伝来し鶏卵そうめんとなり、

さらにアユタヤ朝時代のタイにも伝えられました。

タイではより濃い黄金色が出せることからアヒルの卵で作ることが多く

時としてジャスミンの香りも付けられます。

MIKI201710152.jpg 

お菓子制作:タイ料理教室ミキ

連載第十回:世界のお菓子【インド~ジャレビ】 


ヒンズーの新年(今年は10月19日)が近づくと、必ず各家庭でたくさん作られるのがおいしい料理と甘いお菓子。いろんなお菓子がインドにはありますが、広く好まれているお菓子がこのジャレビです。

ARTI201710151.jpg 


ジャレビは西アジアやアラブ諸国でも食べられている揚げ菓子で、とりわけインドでは日常のみならずお祭りの時によく作られます。小麦粉を水で溶いた緩い生地をたっぷりの油に円を描くように入れて揚げます。

ARTI20171015.jpg 


たっぷりのシロップに浸したこのお菓子、揚げたてはサクッとしてジュワーっとシロップが広がる感覚が何とも楽しいため、食べるなら絶対に揚げたてのほうが美味しいです。

ただし甘さは超ド級。食べすぎにご注意を。 


ARTI201710152.jpg 

お菓子制作 インド料理教室講師アルティ



連載第九回:世界のお菓子【モロッコ~ラムシャ オシャ】


【モロッコ~ラムシャ オシャ(Lamsa ousha)】

モロッコでは夕飯を食べる習慣があまりありません。家でも仕事場でも3時のおやつに甘いお菓子とお茶を食べ飲みしてしまうため、夕ご飯はスープとパンと軽く済ませてしまいます。

仕事が終わるのはだいたい18時。じゃあ日の入りは早いかといえばそうでもありません。サマータイムもあるので夜は22時位になるとようやく暗くなっていきます。夜1時位まで屋台でちまちま食べ物を買いながら夜中まで人々は遊んでいます。

3時のおやつに食べるモロッコ菓子の種類は実に豊富ですが、中でも有名なのがパンケーキ。
このラムシャ オシャも実に20種類以上もあるモロッコのパンケーキのひとつで、特徴は卵菓子ともいうべき使用する卵の分量です。
 卵6個に対して小麦粉が80グラムと、比率でみても卵をたっぷりと使っています。

IMG_8703.jpg


フライパンにバターを引いてじっくりと焼き上げた「ラムシャ オシャ」。
上からたっぷりと蜂蜜をかけた金色のお菓子ができました。
生地には砂糖は使わず、塩とバニラエッセンス。そしてベーキングパウダーのみ。
切ってみると中は美しい層になっていました。
日本ではバニラエッセンスを使いますが、モロッコで手に入るのはバニラパウダーのほうだけだそうです。
 IMG_8732.jpg


お菓子と一緒に楽しむモロッコの甘いハーブティ「アツアイ」です。ミントの葉以外にもモロッコではたくさんのハーブをブレンドします。今回はイスラエルセージ、ラベンダーの葉っぱ、レモングラス、レモンバーム、オレガノ、パイナップルミント、キャットミント、ローズマリーをブレンドしました。

ハーブはマリカさんが全部栽培しています。こんなにたくさんハーブを使うのに淹れたお茶からはうっとりするほど軽やかな香り。8杯分のお茶の中には砂糖は20個入っています。

モロッコでは一杯目は愛の甘さ、2杯目は人生の甘さ、3杯目は死の甘さと呼ぶそうです。
マリカ先生に「何杯お代わりをしますか?」と聞かれ、その話を聞いた後だったので、みんなで2杯目で止めておきました。

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お菓子とお茶制作

モロッコ料理教室マリカ



連載第八回:世界のお菓子【インドネシア~プディン・マンガ・クラパ】 

【インドネシア~プディン・マンガ・クラパ(Puding Mangga Kelapa)】

庶民のおやつは、たいてい市場かスーパーマーケットで手に入りますが、

時としてジャジャナン(お菓子)売りのおばちゃんに出会うこともあります。

またココナッツを使ったお菓子が多いのもインドネシアの特徴です。


写真は「プディン・マンガ・クラパ」。インドネシアのマンゴプリンです。

プディンが固める。 マンガがマンゴ。 クラパが椰子 をあらわします。

マンゴーとココナッツクリームを寒天でかためた、ぷるぷるのジャジャン(お菓子)です。

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ちなみに、インドネシア語で寒天のことをアガールアガールと言います。


海岸で収穫されたオゴ草を使って寒天液を作り、型に流し固めた後、

「プディン・マンガ・クラパ」はすぐに食べますが、

もっと材料をシンプルにしてオゴ草の寒天を天日で乾燥をさせることで

数か月持つ保存食のジャジャン(お菓子)もできあがります。


インドネシアのスラウェシ島ではこの寒天のジャジャン(お菓子)の開発で

島おこしが成功し、今では空港で売られる土産菓子になりました。



プディン・マンガ・クラパ 制作:イデリア(ニキズキッチン・インドネシア料理教室講師)



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連載第七回:世界のお菓子【香港~楊枝甘露】 

香港の甜品(ティエンピン)屋さんでとても人気のあるマンゴーのデザート

「楊枝甘露(ヨムジーガムロウ)」。

お店の軒先に良く熟れたマンゴーが並ぶ季節になると、かならず作りたくなります。

香港ではフィリピン産と台湾産のものがほとんどですが、

そのほかにもメキシコやオーストラリアのマンゴーも売られています。


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コナッツミルクとマンゴー風味のスープ「楊枝甘露」は

食べ進めると、中にはマンゴ、柑橘系のポメロに、タピオカと

具材がたっぷり詰まっています。



マンゴとココナッツの王道の組み合わせに、爽やかでホロ苦みのあるポメロ、

もちもち感のあるタピオカが加わると、とっておきの甜品に変わります。



各具材の比率により、ミルク色の濃いデザートになったり、

マンゴ色の濃いタイプになったり。




香港で有名な甜品屋さんの許留山(ホイラウサン)や

満記甜品(ムン・ゲイ・ティンパン)でもお店により見た目も味付けも異なります。



暑い季節、汗をかきながら食べるととてもありがたいです。



楊枝甘露 制作:ジャニタ(ニキズキッチン・香港料理教室講師)


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