連載第十一回:世界のお菓子【タイ~カノム・フォイ・トン】 

このタイのデザート「カノム・フォイ・トン」は甘く味付けした卵の黄身で作ります。

たくさんの卵黄を使うので、とても贅沢なデザートです。

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卵液を小さな穴の開いた専用の器具を使って、沸騰したお湯の中に糸のように

細く線を描くように落としていきます。

正直言って、簡単ではありません。

上手に作るには何度も繰り返し練習する必要がありますが、その黄金に輝く美しさと、

思わず笑顔になってしまう濃厚な美味しさは、手間をかけて作るだけの価値があります。 

実はこのお菓子、ポルトガル語ではフィオス・デ・オヴォス(fios de ovos/卵の糸)と呼ばれる

西洋菓子が日本の長崎に伝来し鶏卵そうめんとなり、

さらにアユタヤ朝時代のタイにも伝えられました。

タイではより濃い黄金色が出せることからアヒルの卵で作ることが多く

時としてジャスミンの香りも付けられます。

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お菓子制作:タイ料理教室ミキ

連載第十回:世界のお菓子【インド~ジャレビ】 


ヒンズーの新年(今年は10月19日)が近づくと、必ず各家庭でたくさん作られるのがおいしい料理と甘いお菓子。いろんなお菓子がインドにはありますが、広く好まれているお菓子がこのジャレビです。

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ジャレビは西アジアやアラブ諸国でも食べられている揚げ菓子で、とりわけインドでは日常のみならずお祭りの時によく作られます。小麦粉を水で溶いた緩い生地をたっぷりの油に円を描くように入れて揚げます。

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たっぷりのシロップに浸したこのお菓子、揚げたてはサクッとしてジュワーっとシロップが広がる感覚が何とも楽しいため、食べるなら絶対に揚げたてのほうが美味しいです。

ただし甘さは超ド級。食べすぎにご注意を。 


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お菓子制作 インド料理教室講師アルティ



連載第九回:世界のお菓子【モロッコ~ラムシャ オシャ】


【モロッコ~ラムシャ オシャ(Lamsa ousha)】

モロッコでは夕飯を食べる習慣があまりありません。家でも仕事場でも3時のおやつに甘いお菓子とお茶を食べ飲みしてしまうため、夕ご飯はスープとパンと軽く済ませてしまいます。

仕事が終わるのはだいたい18時。じゃあ日の入りは早いかといえばそうでもありません。サマータイムもあるので夜は22時位になるとようやく暗くなっていきます。夜1時位まで屋台でちまちま食べ物を買いながら夜中まで人々は遊んでいます。

3時のおやつに食べるモロッコ菓子の種類は実に豊富ですが、中でも有名なのがパンケーキ。
このラムシャ オシャも実に20種類以上もあるモロッコのパンケーキのひとつで、特徴は卵菓子ともいうべき使用する卵の分量です。
 卵6個に対して小麦粉が80グラムと、比率でみても卵をたっぷりと使っています。

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フライパンにバターを引いてじっくりと焼き上げた「ラムシャ オシャ」。
上からたっぷりと蜂蜜をかけた金色のお菓子ができました。
生地には砂糖は使わず、塩とバニラエッセンス。そしてベーキングパウダーのみ。
切ってみると中は美しい層になっていました。
日本ではバニラエッセンスを使いますが、モロッコで手に入るのはバニラパウダーのほうだけだそうです。
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お菓子と一緒に楽しむモロッコの甘いハーブティ「アツアイ」です。ミントの葉以外にもモロッコではたくさんのハーブをブレンドします。今回はイスラエルセージ、ラベンダーの葉っぱ、レモングラス、レモンバーム、オレガノ、パイナップルミント、キャットミント、ローズマリーをブレンドしました。

ハーブはマリカさんが全部栽培しています。こんなにたくさんハーブを使うのに淹れたお茶からはうっとりするほど軽やかな香り。8杯分のお茶の中には砂糖は20個入っています。

モロッコでは一杯目は愛の甘さ、2杯目は人生の甘さ、3杯目は死の甘さと呼ぶそうです。
マリカ先生に「何杯お代わりをしますか?」と聞かれ、その話を聞いた後だったので、みんなで2杯目で止めておきました。

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お菓子とお茶制作

モロッコ料理教室マリカ



セルビアにおける古代ローマ文化を五感で楽しむ夕食会 <満席になりました>

セルビアにおける古代ローマ文化を五感で楽しむ夕食会 <満席になりました>

11月13日(月)18時半より同大使館に於いて「セルビアにおける古代ローマ文化を五感で楽しむ会」か開催されます。講師には、今年7月の出版以来飛ぶような勢いで売れている「歴メシ!」の著者遠藤雅司氏と東欧・バルカン地域研究の権威である柴宜弘氏が招待をされます。遠藤氏には古代ローマの食卓について、柴先生にはセルビアにおける古代ローマ帝国についてのご講演をお願いしています。ご存じのように、セルビアには多くのローマ遺跡があり、セルビアで生まれた皇帝は18人にも上ります。遠藤氏には講演後、ローマ皇帝の宴会に出てきたお料理を提供いただきます。ご参加の皆さまには、古代ローマ時代の音楽をバックに皇帝になった気分で宴をお楽しみいただきたく存じます。



日 時: 11月13日(月)18時半より21時(開場18時)
場 所: 在日セルビア共和国大使館 (東京都品川区北品川4-7-24)
主 催: セルビア日本音楽交流推進の会
協 力: 在日セルビア共和国大使館
<満席になりました>
セルビア日本音楽交流推進の会
定員: 40名 (完全予約制) 満席になりました


歴メシ 

 

 

講師プロフィール

 

遠藤雅司 [エンドウマサシ]

歴史料理研究家。1980年生まれ。国際基督教大学教養学部人文科学科音楽専攻卒業。
卒業論文は『J.ダウランドの音楽と生涯』。2013年より世界各国の歴史料理を再現する
プロジェクト「音食紀行」を開催。趣味はクラシックギター、バロックギター、リュート、チェンバロの演奏。
HP   http://onshokukiko.com/wpd1/   Twitter  https://twitter.com/onshokukiko

 

宜弘 [シバノブヒロ]

早稲田大学大学院文学研究科西洋史学博士課程修了。197577年ベオグラード大学
哲学部歴史学科留学。敬愛大学経済学部、東京大学教養学部・大学院総合文化研究科教授
を経て、現在、城西国際大学特任教授、東京大学名誉教授。専攻は東欧地域研究、
バルカン近現代史

 

 
 

 


会場のご案内

日時   平成291113() 18時半-21時(18時開場)

場所   在日セルビア共和国大使館  東京都品川区北品川4-7-24 




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プロフィール

nikikitchen

Author:nikikitchen
<ニキズキッチン>は東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉に住む外国人の家で習う料理教室です。温かい心のこもった世界各国のホスピタリティをご体験ください。
ライター:ニキ

http://www.nikikitchen.com/


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